150729 -あもう君の会 京都市認可保育園プール死亡事故-

2015年 7月25日 「プール事故の真実を知り、子供の安全を考える」 ご報告

朝日新聞 朝刊 7/30

朝日新聞 朝刊 7/30

読売新聞 朝刊 7/26 

読売新聞 朝刊 7/26

 

読売新聞 朝刊 7月30日

読売新聞 朝刊 7月30日

NHKニュース 7/28(火)

NHKニュース 7/28(火)

  2015年7月25日(土)に京都社会福祉会館でシンポジウム「プール事故の真実を知り、子供の安全を考える会」を開催しました。これは、当会では5/24に引き続いての会になります。当日の内容は、新聞各紙やNHKのニュースで特集していただきました。
 今回も市内の保育園や児童施設の皆さまには、ビラを置いていただくなど、会の案内にご協力いただき、本当にありがとうございました。
  今後も「あもう君の会」では、このような事故が二度と繰り返されないように、取り組みを続けていきます。以下、集会で使用した資料や皆様からの貴重なお声をまとめさせていただきました。


会の進行・資料

 まず、会の立ち上げの経緯と、集会の趣旨を会からご説明させていただきました。

 その後、あもう君のお父さんから上記の資料を併せて事故後の経緯をお話しをいたしました。

前回5/25の集会からの状況の変化として、市が調査委員会を立ち上げるとの発表がございました。これについて、会から次のようにご説明いたしました。

  5/20日に市から「第三者委員会を市が設置する」と会(高橋)に連絡が入りましたが、その後メールで送られてきた、文書(上記)を読んで愕然としました。「市はどこまでも主体的に調査する気も、ご遺族に寄り添う気もないのだな。」と。「調査」という名の責任の押し付け合いが1年間続いています。「市の特別監査」では、「原因究明、責任の明確化」は当初から調査目的とせず、「園の調査委員会」に任せる。そこで、園は関係者・知人で構成された「園の調査委」を立ち上げ、「その結果が出るまで何も言えない」として、当事者としての説明責任から逃れる。一方、「園の調査委」は「園との契約範囲にない」として、ご両親や保護者への説明責任を果たさず、一方的に解散をする。これらの問題点を私達が市に指摘したところ、「調査委員の選任権と費用を与えるので、会で立ち上げてくれ」と私達に一方的に責任を押し付ける。この不毛なサークルを何回回ったらよいのでしょうか。会としてはこのような事例が悪しき慣例とならないように、毅然と対応していく所存です。


アンケートへの皆様のお声 (ご意見ありがとうございました)

1. 幼児園、京都市、警察、全ての対応に納得がいきません。特に子どもを預かる園の保身行為は悪意に満ちていると思います。尊い命に対して浅はかで冷酷な行いの数々に保育園に子どもを預けている者として憤りしかありません。決して起こってはいけない事故にきちんと(何が原因でそう至ってしまったか、どうしなければならなかったのかなど。)向き合い、責任を取り、改善法を立て、示すという事がこんなにも重要だとは思いませんでした。あたり前にしてもらえる事だと思っていた自分が恥ずかしいです。お父様、お母様、お姉様、そして天翔くんのお気持ちを考えると胸が痛いです。早急に責任の所在を示し、ご遺族に対して謝罪して欲しいです。

 

2. ご家族のお気持ちははかりしれません。取りまく関係先が自己防衛にしか向いていないように感じました。子を預ける側として、根本的に徹底した管理体制を整えて欲しいと思います。謝罪・真実を述べることを希望しています。

3. ①すぐに救急車を呼ぶということを毎年研修すべき ②園の管理的な体制が問題

4. 行政の対応に強く不信感を抱いてしまいました。(京都市や警察) なかなか当事者の声を聞く機会がなく、同じ子どもを持つ保護者としてとても貴重な率直な意見を聞くことができてよかったです。小さい力ではありますが今後とも応援しています。頑張ってください。

5. 今後の取組みが大切ですね。

6.  園や行政の対応のひどさにびっくりしています。私たちの運動の中で何ができるか、考えていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。日本母親大会でしっかり発言してください。

7.  いつもこのような事故がおこった場合、いつも当事者である両親がたいへんいろいろな面でつらい思いをされる。しかし、当事者は学校・園などにもしっかり最後まで共に事故に向き合ってほしい。

8. 園と京都市の対応はひどいと感じました。私も共働きで子供を保育園に預けていますが電話があるたびに(熱があると連絡がありますが)逆に連絡をすぐに頂けることを有難いと感じました。せいしん幼児園での出来事を機に自分達の通っている保育園での保育士の緊急事態の対応はどのようになっているのか? マニュアルはあるのか? 等聞きたいと思いました。又門川市長の対応、言葉も全く疑問におもう言葉で驚いています。時間が経つにつれ忘れられていきそうですが、ご家族・この会が声を上げつづけて京都市の対応のについて多くの皆さんが疑問に感じて頂き何か明確な答えが出ることを願っています。

9. せいしん幼児園と京都市の対応に大変憤りを感じました。これからもつらく永い闘いになるかと思いますが、何か出来ることや情報発信はさせていただきたいと考えていますので、よろしくお願いします。くれぐれもお身体は大切にしてください。

10. お父様が区切りよくお話しされる内容をさせていただきました。苦しい道のりのご苦労を思い頭が下りました。関連資料⑥せいしん幼児園事故調査委員会の内容「そもそも見ていなかったことは責任の取り様が無い」は呆れる。しかも「自園に責任は無く・・・」に転化する文面は許してはなりません。私達の裁判における相手側の書面によく似ています。どうすれば、どの段階なら我が子が救命できたのか?を親は探し続けています。

11. 園の対応のひどさに怒りを感じます。虚偽の報告書の作成は保身に走っているとしか思えません。ここまでくると園も京都市も自ら動く気はないということが分かったので何とか新たな第三者委員会に期待したいと思います。

関連(2015年 5/24の会の内容)....